私達の身体は60兆個の細胞から出来ています。
ひとつひとつの細胞の健康は、食べたものを材料に栄養素が常に入れ替わる事で、絶妙なバランスの上に成り立っています。
ストレスや食生活の乱れにより栄養欠損や代謝異常が起こりやすい現代社会では、気づかぬうちに栄養素が消耗され、体内の栄養バランスが乱れることにより、様々な身体の不調を引き起こし得ます。
オーソモレキュラー療法とは
オーソモレキュラー療法(Orthomolecular Medicine:分子整合栄養学)とは、Ortho(矯正)+ Molecular(分子)のごとく分子レベルの栄養素の調整を意味します。
この療法は1960年代にノーベル化学賞および物理学賞受賞者であるライナス・ポーリング博士と精神科医であるアブラム・ホッファー博士の研究によって確立されました。
現在は統合失調症、うつ病、パニック障害などの精神疾患を始めがんなど様々な疾患に対して応用されています。
日本では2003年に日本初の栄養療法専門施設として新宿溝口クリニック(現 みぞぐちクリニック)が開設されこれまで多くの実績を上げています。
特に詳細な血液検査のデータを詳細に分析することにより不足している栄養素の評価が可能となっています。
適切な栄養指導と不足栄養素の補充により本来の生体の恒常性の安定を図ることにより不調の改善をもたらします。
オーソモレキュラー療法が効果のある症状
- うつ、パニック障害、自律神経失調症などメンタル面の不調
- 慢性疲労症候群、副腎疲労
- フードアレルギー
- お子さんのトラブル(発達障害、起立性調節障害など)
その他、様々な身体の不調は隠れた栄養素の不足の影響している可能性があります。どんな症状でもお困りの方はご相談ください。