コラム

低血糖症とだるさ/眠気

低血糖症とだるさの関係

糖(グルコース)は私たちの活動のみなもと、第一のエネルギー源です。

私たちの体調の維持の基本はこのエネルギーがしっかりと維持できていることです。

血糖値は食後1時間ほどでピークに達し、3時間以降は空腹時のレベルに戻るのが理想とされています。

しかし、人によっては食後に高くなり過ぎて、その反動で低血糖をきたしたり、食後すぐから不安定になったりなど私たちの食後の血糖値は理想的に安定していることが少ないのです。

これがだるさの要因である可能性があります。

食事の内容と時間を見直してみましょう

なかなかだるさがとれないと思われる方は一度食事内容と摂取する時間など見直しが必要かもしれません。

低血糖症と眠気の関係

日中の眠気は血糖値の変動、エネルギーバランスの不安定が関係します。

食後の眠気は血糖値の上昇に伴うオレキシン神経系の作用によりみられるものですが、日中常に眠いという方が時折いらっしゃいます。

このような方は食事による十分な血糖値の上昇が得られていない可能性、または血糖値が上がったり下がったり不安定な状態である可能性があります。

これには食後の消化の具合、またインスリンという血糖値を下げるホルモン分泌が関係しています。